ゼイディー・スミス
一九七五年、ロンドン生まれ。父はイギリス人、母はジャマイカ人。二〇〇〇年、処女作『ホワイト・ティース』を発表し、ウィットブレッド賞処女長篇小説賞、ガーディアン新人賞、英国図書賞新人賞、コモンウェルス作家賞最優秀新人賞などを受賞。英語圏文学界の寵児となる。〇三年、一三年、Granta誌の20 Best Young British Novelistsに選出される。移民や人種の問題、階級や世代などによる社会の分断や格差を描いた小説とともに、批評やエッセイも高く評価されている。その他の著作に長編小説『直筆商の哀しみ』『美について』(ブッカー賞最終候補、オレンジ賞受賞)『NW』『Swing Time』、短篇集『Grand Union』、エッセー集『Changing My Mind』『Feel Free』(全米批評家協会賞受賞)『Intimations』などがある。
「2021年 『ホワイト・ティース(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」