みんな蛍を殺したかった [Kindle]

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  • 二見書房
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感想 : 3
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感想・レビュー・書評

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  • 凄く面白いと思います。
    転校生の美少女 蛍が 学校の底辺オタク女子3人が
    いる生物部に入部し オタク女子3人と親友みたいな
    絆が出来る だけど 接しているうちに 3人は蛍に違和感等を感じてしまう。
    その後 蛍は 電車に飛び込み死んでしまう。
    なぜ 蛍は 死んだのか。
    なぜ オタク女子3人に近づいたのか
    長い年月をえて その歪んだ真相があきらかになります。

    私も学生時代 太っていて なかなか彼氏が出来ず
    二次元の世界に 逃げていた時期を思い出した。
    楽しかったですけどね。

     

  • 美少女の蛍と、彼女が入部した生物部(という名のオタク同好会)の生徒たちの人間関係を中心に起こるイヤミス系サスペンス小説。

    【こんな人におすすめ】
    イヤミスが好き
    重い百合が好き
    女同士のドロドロした人間関係の話が好き
    バッドエンドが好き

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著者プロフィール

チレン(きな・ちれん)
京都府出身。大学在学中に応募した短編小説「溶けたらしぼんだ。」で、新潮社「第9回女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞。美しい少女の失恋と成長を描いた『静電気と、未夜子の無意識。』(幻冬舎)でデビュー。その後、少女の心の機微を大切に、多岐にわたるジャンルで執筆し、作品表現の幅を広げる。近著に、引きこもりの少女の部屋と京都が舞台の恋愛ミステリ『これは花子による花子の為の花物語』(宝島社)がある。黒歴史と少女の淀みを描いたミステリ小説『みんな蛍を殺したかった』に続くのが、本作『私はだんだん氷になった』である。

「2022年 『私はだんだん氷になった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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