早く読めて、忘れない、思考力が深まる 「紙1枚!」読書法 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 残念!
    「紙1枚」というシンプルなタイトルなのに、目次が、ごちゃごちゃで読む気が失せます、、、
    「知っていることを全部教えてあげます!」という著者の熱量が強すぎて引いてしまいました。
    文章も小難しく読み続けるのが厄介な印象も、、、
    読み手側に優しくわかりやすい文章だといいのですが、、、
    私には合いませんでした。

  • 自分は紙一枚の方法は少し難しいかなと感じた。読み終わったときに、紙一枚方式チックな方法で纏めるのはアリかなと。「仕事に活かせる読書は他者貢献に繋がる読書」というのは、これからの読書に有益だった。読みたいように読めば良い。スロー思考読書で考える力をつける。読む目的を明確にして、言葉を拾い、活用する。読書はスピードではなく、考えながら味わいながら読む。

  • 紙1枚を使ったたった一つのフレームワークを駆使して、身につく読書、知識が積みあがる読書、そして仕事や人間関係に生かせる読書の実践方法を解説する。
    本書の特徴は二つ。想定読者としてあまり読解力に自信が持てない人を対象としていることと、紹介するノウハウは「動作レベル」にまで落とし込んだものにしていることの2点。
    平たく言えば、「誰にでも実践できる手法」となる。

    とはいえ、明示されていないがもう一つ著者が想定している読者像があり、それは「(主に)ビジネスで生かすために、自己成長のために本を読もうとしている人」である。
    なので、あくまで教養や娯楽を目的として読書することが多い私にはフィットしない部分(例えば、一冊の本から、自分が得たい答えだけを拾い読みする「パーパス・リクエスト」等)もあったが、それでも「動作レベル(=再現可能)」で効果的な手法だと感じる面が多かった。
    特に本一冊のダイジェストを記録する「マクロ・ダイジェスト」「ミクロ・ダイジェスト」は今後読む本において実践したい。各章をミクロでまとめ、読了後にマクロにまとめることで、「あの本はこういう論旨だった」ということを、筋立てから結論まで丸っと把握したい私のニーズには合致しそうだ。

    本書の意欲的な部分では、読書はあくまで個人的な営みで自己の目的を満たすものであるという前提でスタートしておきながら、各章の読書法を積み重ねていくことで自然と「他者」を意識した読書に繋がっていくと主張している部分か。
    実は著者の本を読むのは二度目。
    「20文字~」を読んだのだが、その時はしっくり来なかった。理由は二つ。
    一つ目は「たった一つのフレームワーク」と謳っておきながら時と場合によってそのフレームワークを細かにアレンジしていてとても習得できるものに感じなかったこと。この問題は本書ではクリアされている。
    もう一つは、著者が重要視する「他者貢献」という価値観が私には欠けていることである。幸か不幸か、今までそれでも公私ともにうまくやってきているから余計である。
    ここについては現時点では相変わらず「?」なのだが、もしかしたら本書の3~6章の手法を実践する中で、いつかわかる時が来るかもしれない・・・。そう思わせるだけの仕上がりではあった。

  • 本を読むけれど漠然とした理解なので人に説明できないし、自分でノートに記録を付けたいけどだるいなと思い実行できなかった私を変えてくれた一冊。
    紙一枚と赤青緑のペンを用意するだけでスタートできるのでやる気はあるが面倒くさがりという人は一度読んでみると面白いかもしれません。

  • つい先月読んでいた本の内容を忘れる、そして聞かれても人に話せないの連続だった自分を変えたくて読み始めました。

    他の本の影響で、ノートに毎朝思いを書き殴る方法を日常に取り入れていたので、思いを紙に書く気持ちよさは感じていたので、読書も紙に書いてメモしておけば良いんだ!と気付かされた本。

    その書き方のメソットや考え方など、参考になりました。

  • 考える習慣を養う。能動的に読め。と言うのは概ね賛成だけど、ちょくちょく賛同しかねる点があって微妙。仮にも書く側の人間が「記述内容や作者の意図を正確に読み取る」ことを蔑ろにしていいのか?→良かった。フォローありそう。

    「自分の得たい答え」ではなく、あくまでも「書内で知りたいこと」を設定することが前提ではあるみたい。ニュアンス的には。

    p.105 読みたいように、読めばいい。正しいかどうかに一喜一憂する必要なんてない。(中略)記述内容や作者の意図を正確に読み取ることよりも、自身の目的達成につながりそうな記述を拾うことに焦点を当てる。

    p.110 「自分がなぜ、この本を読もうと思ったのか?」という「あなたの目的」を優先し、その目的を達成するために読んでいく

    古典では気になった表現をひたすらメモ&自分の言葉で言い換える

    p.192「読解」とは、文中で「繰り返されている内容」を掴む営み

    →判定基準は、文中で「カタチを変えて繰り返されている」内容かどうか

    難解な本に対しては下記を意識する(p.206)

    1. この「言い換え・具体例」は、何を主張するためか?
    2. この「対比・逆説」は、何を主張するためか?
    3. この「根拠・因果関係」は、何を主張するためか?

    章ごとにまとめる「ミクロ・ダイジェスト」が求めているものに近しいと感じた

    ただ、15項目もメモは多いかもしれない。ノートでまとめるなら、もっと良い方法があるかも。とにかく最初は1枚のやり方でやってみようと思う。

  • 読書法なんて結局やらないしなーという人にこそオススメ。読んだのに本の内容が頭に残ってないという悩みがあったが、その原因から対処法までとてもしっくり来る内容だった。

    おすすめ本もかなり取り上げられており本の内容自体もワクワクできた。
    早速実践をしていこうとおもう。

  • YouTubeやVoicyなど端的に情報を得られる世の中で、読解力が大人も減っているかも?!という筆者の警鐘を受け止めつつ、読書で得られた知識を忘れないようにするための読書法が紹介されています。

    (推薦者:ゆら@サポーター)

  • 紙1枚の方法を読書メモに使ったもの。

  • 本の内容が記憶に残らない、アウトプットするにも頭の中でまとまらない等の理由から、読書に対して苦手意識を持っていた為タイトルに惹かれて購入。

    筆者が言うほどシンプルなルールではないように感じたが、主体を自分にした動作的な読み方、目的を明確にして答えを探しながら読み進める、といった考え方は迷走していた自分にとって大変参考になった。

    慣れるまで少々苦戦しそうな方法だが、試しに何冊か実践してみようと思う。

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著者プロフィール

浅田すぐる
「1枚」ワークス株式会社代表取締役。「1枚」アカデミアプリンシパル。動画学習コミュニティ「イチラボ」主宰。作家・社会人教育のプロフェッショナル。名古屋市出身。旭丘高校、立命館大学卒。在学時はカナダ・ブリティッシュ・コロンビア大学留学。トヨタ自動車(株)入社後、海外営業部門に従事。同社の「紙1枚」仕事術を修得・実践。米国勤務などを経験したのち、(株)グロービスへの転職を経て、独立。現在は社会人教育のフィールドで、ビジネスパーソンの学習を支援。研修・講演・独自開講のスクール等、累計受講者数は10000名以上。大企業・中小企業問わず、登壇実績多数。2017年には海外(中国・広州)登壇、2018年にはルーツであるトヨタとパナソニック合同の管理職研修への登壇も実現。2015年からは、作家としてのキャリアもスタート。これまでに6冊を上梓し、著者累計は41万部超。独立当初から配信し続けているメールマガジンは通算1000号以上。読者数18000人超。

「2021年 『早く読めて、忘れない、思考力が深まる 「紙1枚!」読書法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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