早く読めて、忘れない、思考力が深まる 「紙1枚!」読書法 [Kindle]
- SBクリエイティブ (2021年12月20日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (317ページ)
感想・レビュー・書評
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残念!
「紙1枚」というシンプルなタイトルなのに、目次が、ごちゃごちゃで読む気が失せます、、、
「知っていることを全部教えてあげます!」という著者の熱量が強すぎて引いてしまいました。
文章も小難しく読み続けるのが厄介な印象も、、、
読み手側に優しくわかりやすい文章だといいのですが、、、
私には合いませんでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
紙1枚を使ったたった一つのフレームワークを駆使して、身につく読書、知識が積みあがる読書、そして仕事や人間関係に生かせる読書の実践方法を解説する。
本書の特徴は二つ。想定読者としてあまり読解力に自信が持てない人を対象としていることと、紹介するノウハウは「動作レベル」にまで落とし込んだものにしていることの2点。
平たく言えば、「誰にでも実践できる手法」となる。
とはいえ、明示されていないがもう一つ著者が想定している読者像があり、それは「(主に)ビジネスで生かすために、自己成長のために本を読もうとしている人」である。
なので、あくまで教養や娯楽を目的として読書することが多い私にはフィットしない部分(例えば、一冊の本から、自分が得たい答えだけを拾い読みする「パーパス・リクエスト」等)もあったが、それでも「動作レベル(=再現可能)」で効果的な手法だと感じる面が多かった。
特に本一冊のダイジェストを記録する「マクロ・ダイジェスト」「ミクロ・ダイジェスト」は今後読む本において実践したい。各章をミクロでまとめ、読了後にマクロにまとめることで、「あの本はこういう論旨だった」ということを、筋立てから結論まで丸っと把握したい私のニーズには合致しそうだ。
本書の意欲的な部分では、読書はあくまで個人的な営みで自己の目的を満たすものであるという前提でスタートしておきながら、各章の読書法を積み重ねていくことで自然と「他者」を意識した読書に繋がっていくと主張している部分か。
実は著者の本を読むのは二度目。
「20文字~」を読んだのだが、その時はしっくり来なかった。理由は二つ。
一つ目は「たった一つのフレームワーク」と謳っておきながら時と場合によってそのフレームワークを細かにアレンジしていてとても習得できるものに感じなかったこと。この問題は本書ではクリアされている。
もう一つは、著者が重要視する「他者貢献」という価値観が私には欠けていることである。幸か不幸か、今までそれでも公私ともにうまくやってきているから余計である。
ここについては現時点では相変わらず「?」なのだが、もしかしたら本書の3~6章の手法を実践する中で、いつかわかる時が来るかもしれない・・・。そう思わせるだけの仕上がりではあった。 -
本を読むけれど漠然とした理解なので人に説明できないし、自分でノートに記録を付けたいけどだるいなと思い実行できなかった私を変えてくれた一冊。
紙一枚と赤青緑のペンを用意するだけでスタートできるのでやる気はあるが面倒くさがりという人は一度読んでみると面白いかもしれません。 -
つい先月読んでいた本の内容を忘れる、そして聞かれても人に話せないの連続だった自分を変えたくて読み始めました。
他の本の影響で、ノートに毎朝思いを書き殴る方法を日常に取り入れていたので、思いを紙に書く気持ちよさは感じていたので、読書も紙に書いてメモしておけば良いんだ!と気付かされた本。
その書き方のメソットや考え方など、参考になりました。 -
自分は浅い読み方しかできていないからなのか一応、読了したが
心に残ることは少なく、実践してみたい感が湧いてこない。
参考図書もほとんど興味を感じず、著者とは相性が悪いのだろう。
例として掲げられている本を私も読んでいたが、
この紙一枚では他人に説明できるほど思い出せない。
著者の別著「紙1枚!独学法」同様、A4横置き1枚に升目を書いて
右半分には「問いと答え」What(何が)、Why(なぜ)、How(どのように)を各々3つまで
左半分には「日付、題名」「抜き書き」←本書の要点を自分の言葉でも良いから簡潔に
印象に残った事
★動詞で誤魔化さないで動作にまで落とし込んでおく。
「責任をとる」ではなく何をするのか。
とる以前に「責任を感じる」だけの暗殺された某政治家が如何にダメなのか良くわかる。
★三つの選書術
「未知→既知」
「既知→既知」類書を読む
「無知→未知」未知=検索ワードを知る
★図書館の返却コーナーを眺める ← 他人が読んだ本を見る ← 偶然の出会いが知識を広げる
(既に習慣として私は実施済み -
読書法なんて結局やらないしなーという人にこそオススメ。読んだのに本の内容が頭に残ってないという悩みがあったが、その原因から対処法までとてもしっくり来る内容だった。
おすすめ本もかなり取り上げられており本の内容自体もワクワクできた。
早速実践をしていこうとおもう。
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YouTubeやVoicyなど端的に情報を得られる世の中で、読解力が大人も減っているかも?!という筆者の警鐘を受け止めつつ、読書で得られた知識を忘れないようにするための読書法が紹介されています。
(推薦者:ゆら@サポーター)