- Amazon.co.jp ・電子書籍 (392ページ)
感想・レビュー・書評
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ファンタジーありホラーありミステリーありの14選。
それまでで十分すぎるほど満足していたところに最後の表題作が本格的に読ませる内容で
まるでコースの後のデザートにホールケーキが丸ごと出てきた気分
もちろん全料理美味しく楽しくいただきました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
不思議な短編集(最後だけ中編)でした。
以下、あとがきを参考に感想交えて記載。
館の一夜*ホラーと見せかけて…。バレたら怒られるやつ。
線路の国のアリス*不思議の国のアリスのパロディ。アリスと鉄道、両方ともお好きとのことで、アリスっぽさが満載。
名探偵Q氏のオフ*ファンタジーというより恋愛もの?
まぶしい名前*一種のホラーとのことですが、個人的にはコメディかな、と。
妖術師*ダークファンタジー。サーカス観に行ったことがあるので容易に想像できてぞくり。
怪獣の夢*怪獣小説。
劇的な幕切れ*毒がテーマのミステリ。こういうの実際にありそう。
出口を探して*この先の展開によってホラーにも恋愛ものにも何にでもなり得るのが…
未来人F*江戸川乱歩の少年探偵団パロディ
盗まれた恋文*恋文がテーマのミステリ
本と謎の日々*書店の日常的なミステリ。このテーマでまるっと一冊読みたい。
謎のアナウンス*ウミガメのスープ的な話
矢*800字の小説。…小説?
こうして誰もいなくなった*アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」を下書きにしたミステリ -
多分面白かったけどちまちま読みすぎて印象が薄れている…
個人的な期待値は超えてこなかった印象 -
あまりにもつまらなくて、3話目にして中断終了。
あの有栖川さんの作品とは思えない、どうした? -
玉石混淆、ただし石多めといった印象のミステリー短編集。
有栖川先生の作品はこれが初。
文章は読みやすいが、上述通り「石が多め」なので他の作品から入れば良かった気もする。
『館の一夜』『本と謎の日々』が面白かった。 -
レビューは未定。
評価は3.5つ星です☆ -
kindle unlimited
超短編から中編まで、ファンタジーあり、ミステリーあり。
雑多な短編集だった。 -
ノンシリーズの短編・中編集。
「盗まれた恋文」は、あの短さなのに意外性が詰め込まれてて好き。
「本と謎の日々」は書店が舞台の日常の謎!もうそれだけで良いのに、店長のキャラが素敵!シリーズ化してほしい! -
14篇の物語が収められている短編集。
2ページで文字の構成が面白い『矢』から、
クリスティの名作をオマージュした表題作
『こうして誰もいなくなった』など、
ジャンルもテイストも様々にした
有栖川有栖の魅力が贅沢に楽しめる。
私個人としては
作者の魅力は長編ものの方が深く味わえると
思っているので、
初心者の方よりある程度作者の作品を読んだ方に
触れてもらいたい作品。