- Amazon.co.jp ・電子書籍 (359ページ)
感想・レビュー・書評
-
上 に記述(こういう仕様ということは、上下巻で、別々に感想書く人って多いのか?)
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
藤子・F・不二雄先生の絵柄で読むのがおすすめです
-
異星の民のために、いやロッキーのために、自分の命を投げ出す選択をするなんて、、ここに至るプロセスがどうしようもなく友情を育み、どうしようもなくこんな結果になってしまった。
こんな友達が作れるほど、互いの価値観をこれでもか!と試される状況に陥るのは、勘弁願いたいが、これほどの人生が送れるのは、うらやましくもある。ある意味ヘタレの主人公が、こうするしかなく結果英雄的な行動を取っている(しまう?)のは、面白い。
あえて、主人公はヘタレであるとして、彼がこれほどの行動を取れた理由を考えると、科学は!好奇心は!偉大である。ということにした! -
大変面白く、あっという間に上下巻を読破。
-
最高だった。
映画を観た後にすぐに外に出たくないのと同じように、読み終わった後はしばらく何もしないでこの本のことを考えていた。
下巻の後半はAudibleなのに他のことができなくなるくらい没入できた。
SFや宇宙に興味がある人なら間違いなく楽しい本。ナレーターさんもストーリーと合っていて本当に良かった。
この本はネタバレなしでは何も書けない、というか何も知らずに読んだ方が絶対に面白いと思う。
2026年の映画化が楽しみだ。
多分その時には私の頭は良い感じに内容を忘れるだろう。
Audibleにて。 -
びっくりするほど丁寧でハイレベルな『E.T.』であり『ドラえもん』であり『スティング』でした。
こんな壮大なバディものは初体験。気持ちいい!
名作映画『オデッセイ』(原作書名『火星の人』)の原作者の作品で、あの名作に近い設定や描写はたくさんありましたが、まったく違うストーリー。
今年、映画化されるそうなのでとても楽しみです。
とは言え、「これ、どうやって映像にするの?」「こんな壮大な話、どうすれば3時間以内に収まるの?」という疑問は尽きず。
少なくとも、わたしの持っていた“宇宙人”観は完全に崩れました。
どこかで勝手に思い込んでいた「目がある(互いを視認でき視覚情報を共有できる)」「同じ空間に存在できる」「似た温度や大気の中で生きられる」という異星人観を丸ごと覆されて、「そっから!?」という絶望。
しかし、それを丁寧に擦り合わせて行く、決して諦めない意地と知性のチャレンジに次ぐチャレンジの過程の面白さと、そうせざるを得ない、二つの生命体の切羽詰まった前提ストーリーのリアリティ。
こんなに壮大な話を、どうやって映画にするんだろ? きっと、映画を観たら原作を読みたくなり、原作を読むと映像で観たくなる作品です。
今なら、映画公開前に読めますので、ぜひ。