バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則 [Kindle]

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  • かんき出版
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感想・レビュー・書評

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  • キャッチコピーの構造を論理的に説明してあるのがわかりやすかった。この本のタイトルでは100文字だけど、企業コマーシャルはもっと短いフレーズでイメージや情報を伝えている!すごい技術。


  • 「伝える」ことと「伝わる」ことは違う。
    「話がうまい」と「話が分かりやすい」も違う。
    相手が話を理解していなければ、相手に伝わるように話し方を変える必要がある。

    ・人の警戒心を解き、評価を得たいなら、接触頻度を増やす
    ・フリとオチを活用して話す(ビリギャル)
    ・人が想像しやすい具体的な数字を使って説明する

  • タイトルは奇をてらった印象がありますが、コミュニケーションのノウハウを纏めた1冊です。Prime Readingにて読了。

    冒頭からセミナー講師の定番「メラビアンの法則(※実際のメラビアンさんの実験内容と関係なく、講師に曲解されて都合の良い権威付けに使われている謎ワード)」が登場してげんなりしましたが、まぁ「言わなくてもわかってもらえるはず」という(自分勝手な)期待はしない方が良い、というのは本著の言う通り。
    他にも、まぁ何となくそうなんだろうな、と思えるような内容が並んでいます。

    ただ、本著は「n=1の、著者の感覚や取材・見聞を纏めた本」で、著者が優秀なビジネスマンかつ書き手なんだろうなというのは伝わってくるものの、科学的なエビデンスに基づいている訳ではない、というのは注意点ではないかなと思います。
    本著内に、資料作成にも「フリ」が必要で、「試行錯誤しながら10時間かけて作りました」と言うと良い、的なくだりがあったのですが、個人的には、チームメンバーにそれを言われたら「なんで10時間も悩む前に相談してくれなかったの…」とガッカリします。

    とは言え、最近はコロナ禍で会社でも上司や先輩と飲んで苦労話(と愚痴)を聞くなんて機会も無くなり、今後も復活しない可能性もあるので、本著のような明文化されていないナレッジを伝える本は、会社の飲み会の「代替物」になっていくのかもしれません。
    飲み会は学びの純度としては低い可能性が高く、読書は読み手の実情にド真ん中でハマる可能性は低く、まーどっちもどっちな感じがしますね。。
    本著で語られていた、相手とのやり取りが上手くいかない時に「頭の中を研究者視点にして、目の前で起きている不快なことやネガティブなことを自分の学びに転換する。」というのは良い学びで、今後も意識していきたいですが、昔どっかの飲み会で先輩に言われたような気もちょっとします(笑

  • バナナをあらゆる角度から100文字縛りで
    様々な考察が書かれているのかな?っておもったら
    全く違う本でした笑

    流し読みです。

  • 人に伝わるとはどういうことなのか、分かりやすく書いてある。また時間を空けて読みたい

  • 著者は、「嫌われる勇気」の天才編集者の柿内さん。
    仕事で、ご一緒したことがある方で、私がこれまで会った編集者でも最もできると思ってる方が出した伝え方の本です。

    ご本人は、話すのが超苦手だったそうですが、私がお会いした時は頭の回転の速さに舌を巻いたくらいです。

    なので、かなり実践的な柿内さん流伝え方の技法が満載で、わかりやすくためになる。

    オーディオブックで1日で聴き終われるくらいまとまっているので、そのまま、前作も続けて読みました。

    一度聞いただけだと頭に入らないから、リピートしよう。

  • 下記の5章からなる、伝える、いや、伝わる技術に関する本。

    第1章 人は正しいかどうかでなく、「伝わったこと」で判断する
    第2章 「伝わる」は7階建て構造
    第3章 伝える技術(←見え消し) 伝わる技術
    第4章 「伝わる」人が実践している4つの行動
    第5章 「伝えるのが面倒な人」への対応策

    これを読む人がもっとも知りたいと考えるのは、きっと、特に第3章。16項目の「伝わる技術」が書かれているけれど、中でも面白いと思ったのは、

    伝わる技術② 話がつまらない人は「フリ」不足かも
    伝わる技術④ わかりあいたい相手とは「脳内チューニング」を
    伝わる技術⑬ 「3つのグッド」を入れると興味・関心が高まる

     でしょうか。1日かからずに読める本で、文体もとても読みやすいのでするする頭に入って来ます(我が家の中学3年生は整形外科の待ち時間で読み終えました)。

     でも、筆者の柿内さんも仰っておられますが、この本は「何回も繰り返し読む」そして「インプットだけでなく、何回も自分の状況に合わせてアウトプットする」ことで初めて魂を吹き込まれる本だと感じました。
     実際に自分の日常に組み込んで活用していけるか、是非、やってみたいと思います(これで、伝わってる?笑)。

  • 伝わる技術を知りたくて読書。

    キンドル43冊目。

    編集、執筆業を生業としている。どうすれば伝わる文章になるのか毎日のように悪戦苦闘している。

    良い文章だとしても、そもそも読んでもらえなければ、世の中に存在しないとの同じ。

    まずは、目に触れてもらう(ウェブ記事であれば拾ってもらう)必要がある。

    そのために何が必要かを考えながら読んだ。

    ・比較を盛り込む。
    ・例え、比喩を多用する。
    ・重要だと思う点は繰り返す。
    ・結論ファースト(例外あり)。
    ・タイトル付け(ネーミングの法則)
    ・数字を盛り込む(東京ドーム2個分などの例えでもOK)

    以下、リマインドで、
    ・ペルソナ読者を明確にイメージして書く。
    ・1文1文を短くする。

    吉野家の「うまい、やすい、はやい」をファクトとメンタルの法則だという分析がおもしろい。

    読書時間:約1時間5分

  • コミュニケーションのポイントを伝授してくれる本で、参考になった。
    他の本にも書かれている内容もあるが、この本で改めて大事だという反復した学習になった。

    実践していきたいポイントは以下3点
    ・自分の性格を切り離して、別人格になったつもりで伝える
    ・繰り返し伝える
    ・相手ベースで伝える

  • 一年がかりでやっと今読み終えました。読むのが難しいのではなく、いろんな本を同時進行で読むので遅くなった。当時の優先順位が低かっただけ。

    一年前は無職でピンとこなかったこともあったが、ちょうど今の職場で、人に伝えることの難しさ、面倒さ、様々なことを感じたタイミングだったから、たくさんの気づきがあったし、何度も読み返したいと思った。

    相手と摩擦を作らず、平和に物事を伝えて、やりたいことを達成することって、簡単なようで難しい。深い。形だけで簡単に済ませることもできるんだろうけど、そうもいかない関係性もあるし。もっと伝え方のスキルを磨きたいなぁ。

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著者プロフィール

編集者、コンテンツマーケター。
◉――1968年生まれ。東京都出身。聖光学院高等学校、慶應義塾大学文学部卒業。読売広告社を経て出版業界に転職。ぶんか社、アスキーを経て現在、株式会社アスコム取締役。
◉――長年、雑誌と書籍の編集に携わり、これまで企画した本やムックの累計発行部数は1000万部以上、10万部を超えるベストセラーは50冊以上に及ぶ。現在は本の編集だけでなく、編集という手法を活用した企業のマーケティングや事業構築、商品開発のサポート、セミナーや講演など多岐にわたり活動。初の著書『パン屋ではおにぎりを売れ』(小社)はベストセラーに。
◉――趣味はサッカー観戦と歩くこと。サッカー観戦は毎年30試合以上をスタジアム観戦するほど。

「2021年 『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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