自分を育てる方法 [Kindle]

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  •  本書は自分という存在がいかに偉大で、いかに尊いかを教えてくれる本です。主観ですが、日本人は自分を低く見積もることが多いように感じます。ですが、本書はその国民性とは反対の主張をしてくれます。自分を認め、ありのままの自分を認めることで人生が格段に楽になるというのが本書の趣旨になります。

     私が本書の中で特に気に入り、実践したいと感じたのは苦難を乗り越えた未来の自分を想像しヒーローインタビューを受けさせるというテクニックです。

     例えば今の仕事が成功するか不安といった場合それを無事乗り越えた仮自分を想像してインタビュアーに「このプロジェクトを成し遂げられた今のお気持ちは?」や「どこがプロジェクト成功の決め手となったとお考えですか?」と質問します。この場合、前者の質問に対する答えはそのままモチベーションに変わります。このプロジェクトが終わればこんな清々しい気持ちになれるんだと思えます。また、後者の質問の答えを妄想していると解決の糸口が閃くかもしれません。

     このように一見ヘンテコなテクニックに見えるセルフヒーローインタビューは自己との対話につながり、心身共にたくさんの学びを得れると実感しました。

     私は本書の中でこのテクニックに関心を持ちましたが、皆様はまた別の点に惹かれるかもれません。気になった方はぜひ本書を手にとってみてください。

  • タイトルの通り。
    セルフリード どんな変化が訪れようと、自分自身を育てることができ、自分のペースで走ったり歩いたり、ときには自らの意志で立ち止まることもできる。

    メモ
    ・自分を知る力、自分を導く力、自分を支える力
    ・多くの人は思い込みや認識のズレによって自分自身を正しく認識できていない
    ・自分で自分の主導権を握ることができれば変化に対してもしなやかに対応できる
    ・自分の感情に素直に行動する。やりたい気持ちをもとに服を選ぶ、ご飯を食べる
    ・人には強みも弱みもなく特徴があるのみ
    ・人を癒してくれる最大の栄養は関心
    ・存在を認めてあげる。自分におはようを
    ・振り返りは行動と感情と、それに対する自分の姿勢を

  • セルフリードは初めて聞いた言葉でした。
    自分を知り、導き、支える、普段は全く意識せずに過ごしていました。
    主体性と自主性の違いについても言及されていて、この本を読んで改めてその違いを認識できました。

  • セルフリード
    自分が何が好きなのか→自分を知る

    自主性
    →決められたことに対して自ら積極的にアクションする姿勢

    主体性→自分自身で考えてやるべきだと思い行動を起こそうとする姿勢

    批判されても、ふーんと客観的にみる。じゃあつぎはどうしようかで自分の成長に繋げる

    目の前の仕事に全力を尽くす万華鏡型キャリア

  • 自分を育てる方法

    https://amzn.to/3sljNAN

    「自分の可能性を広げ、もっと会社や世の中に役立って喜ばれる存在でありたい」と願っている人のために書かれた本。

    <はじめに>
    「セルフリード」
    自分で自分を育てること。

    意識的に身につけたい力)
    ・自分を知る力(自己認識)
    ・自分を導く力(主体性)
    ・自分を支える力(自己承認)

    <第1章 「ありのままの自分」で生きよう>
    セルフリード。
    与えられた目標をこなすだけの自分から卒業する。
    ➡目標を自ら見つけ、定め、自分を進めていく。

    ※「ありのままの飾らない自分」で無理なく楽しく力を発揮できる状態をキープしていく。

  • 本書に出てきた、リーダーシップとフォロワーシップについて主体的な学び直しができた。
    https://youtu.be/V74AxCqOTvg)を見ての感想↓
    ・誰しもフォロワーになり得るということ
    ・リーダーはもちろん大切だけど、それを支えているのはフォロワー
    ・変化の行動を起こした最初のフォロワーは、特に大切に扱う必要がある

    結果によってコロコロ変わるのは他人の評価であって、自分軸は変えない
    =事実ではなくてそこに解釈があるだけ

    振り返りの定点観測をする
    →3カ月前の自分と現在の自分を比べてどう変化したのかを、紙とかに書いてみてアウトプットする!

    物事を多角的な視点から捉える。俯瞰する。鳥の目を持つ?

    弱さを表出できることは強さでもある。人として精神的にタフということでもある。

    自分はこういう考えだからと固執せず、新しい考え方にも目を向けて取り入れてみる。

    今日の積み重ねが未来をつくる。

  • 自分のステップが上がるにつれて読み直したい本。きっと日々成長していけば、その度に感じることが違うと思う。
    タテ(人間性)とヨコ(知識、スキル)の成長を軸に頑張りたい。

  • あまぷら

    自分を育てること=自分を大切にすること

  • 竹中先生には、かなり前であるが私の会社で講演していただいた事があった。組織運営とチームのやる気についてだったと思う。母校が同じ事もあり竹中先生には今後も活躍を期待している。

  • 何が好きで何をやりたいのかを知り、ゴールまでの"進捗"も楽しみながら「自分を育てる力」を身につけるためのメソッドが紹介されています。中でも他人軸は悪者にされがちですが、新しい価値観や自分の成長のために必要である視点が興味深いです。(推薦者 ゆら@サポーター)

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著者プロフィール

株式会社チームボックス代表取締役
日本ラグビーフットボール協会理事

1973年福岡県生まれ。早稲田大学卒業、レスター大学大学院修了。三菱総合研究所を経て、早稲田大学ラグビー蹴球部監督に就任し、自律支援型の指導法で大学選手権二連覇を果たす。2010年、日本ラグビーフットボール協会「コーチのコーチ」、指導者を指導する立場であるコーチングディレクターに就任。2012年より3期にわたりU20日本代表ヘッドコーチを経て、2016年には日本代表ヘッドコーチ代行も兼務。2014年、企業のリーダー育成トレーニングを行う株式会社チームボックス設立。2018年、コーチの学びの場を創出し促進するための団体、スポーツコーチングJapanを設立、代表理事を務める。
ほかに、一般社団法人日本ウィルチェアーラグビー連盟 副理事長 など。
著書に『新版リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは』(CCCメディアハウス)など多数。

「2020年 『どんな個性も活きるスポーツ・ラグビーに学ぶ オフ・ザ・フィールドの子育て』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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