Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ○感想
    無意識に自分の中につくり込んでしまった常識や価値観を一部でもリセットすることで、新たな学びや成長につながるという考えに共感した。行動に移すのは難しそうだが、アンラーンが大事ということを認知しているだけでも今まで気づけなかった常識に気づくきっかけになると思う。

    ○今後の行動
    ・仕事とは関係ないが興味のあることについて学ぶ(私の場合は写真)
    ・やらなくていい仕事を1つでも見つけて上司に提案してみる(実現しなかったとしても、このマインドを持ち続けることが大事)

  • 過去や今にこだわりすぎなきほうが、楽しい。

  • 印象に残ったところ
    ・これは今の会社、環境じゃなくても適用するだろうか?
    ・引退した後「あなたが僕だったらなにをやりますか?」
    ・副業はもっとも簡単にアンラーンを実践できる手段。なるべく本業とは遠い副業を。
    ・新しいインプットではなく、まず「今の頭の中を一度ニュートラルな状態にする」ことから始めるのが大切なのです

  • 本題とは関係ないけど、やはり一流のアスリートは感覚ではなく自分で理解してトレーニングをしている。単に強くなりたいというだけでなく、強くなるために何をすべきか、何をすれば目的を達成できるのかを自分の体を使って証明している、そんな感じなのかなと思わされてしまった。アスリートはある動きを無意識のレベルでできるように繰り返すして身につけるわけだけど、あるレベルに来ると、無意識で動かしている動きを意識して見つめ直し、理屈に沿って改善していく。アンラーンというのは、そうした無意識レベルでできるようになっている仕事のやり方を一度見直してしっかり説明し、社内でしか通用しないスキルと一般的に使えるスキルに分け、延ばすべきスキルを見極めてしっかりメンテあるいは新しくしていくという考え方。とても説得力がありました。

  • アンラーンを実践して、新たに成長し続けられる状態に自分を整えることを説いた本。

    アンラーンとは、過去の学びや経験と距離をおいて、新たな学びに対応すること。

    過去の学びに固執すると、思考が固定化してしまい変化に対応できなくなります。変化が激しい今こそ、変化へ対応できるようアンラーンを意識する必要があります。

  • アンラーンだったか、アンラーニングだったか兎に角この概念に初めて出会ったのは『失敗の本質』だったお思うんですが、それから結局私は成功体験と言うのを特に得ていないのでそこまで過去のやり方に固執することもなくやっているような気がします。

    ただ、楽をするためにパターン化して決めてしまっていることと言うのは確かにあるので、それがパターン化して楽した結果の判断だというのは意識しておきたいところです。

    ちなみにこの本には、読者にアンラーンが必要かどうかチェックするチェックリストが載っているのですが、会社に行きたくないと思ったにチェックが入るとアンラーンが必要らしいので、わたしは20年ぐらいずっとアンラーンが必要だったことになります。(まぁ、そういった人はそこのチェック度外視していいんでしょうけど)

  • 目まぐるしく変化する現代社会を生き抜くため、アンラーンを啓発する一冊。
    書評で気になり購入。言葉などの癖を取り入れる手法がスポーツ選手ならではという気がする。中々実戦で使えていないのが個人的な課題。

  • やり方よりも在り方について書かれている気がする。しかし、口癖にフォーカスすることは今まで気づかなかった方法だ。

    最後の対談が一番面白い。特に、開けたところに新しいものが入ってくる。この感覚は持ち続けてみたい。

  • アンラーンする

    今まで通りのやり方に違和感を感じる
    ほんとうにこれでいいか?を繰り返す

  • 今の私に必要なこと。全く別の業界に転職し、あまりの違いに毎日驚いている。長いものに巻かれるのではなく、今までの常識を失う恐怖を感じ続けるのでもない解決法になると良いと思った。
    周りを変えるのではなく自分が変われと教える本は多いが、それは結局順応しろというだけのことであって、個人の学びや成長とは違うと違和感を感じていた。この本では、アンラーンで手放し、空いたところに新しい知識が入ることで、今までの知識や経験を補完し、より良いものにしていけるという考え方があって、学び続けることを後押しされているような嬉しさがあった。

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著者プロフィール

柳川範之(やながわ・のりゆき)東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授。中学卒業後、父親の海外転勤にともないブラジルへ。ブラジルでは高校に行かずに独学生活を送る。大検を受け慶應義塾大学経済学部通信教育課程へ入学。大学時代はシンガポールで通信教育を受けながら独学生活を続ける。大学を卒業後、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。主な著書に『法と企業行動の経済分析』(第50回日経・経済図書文化賞受賞、日本経済新聞社)、『40歳からの会社に頼らない働き方』(ちくま新書)、『東大教授が教える独学勉強法』『東大教授が教える知的に考える練習』(草思社)などがある。

「2023年 『東大教授が教える 「自分の頭で考える力」の鍛え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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