ソフトウェア品質を高める開発者テスト 改訂版 アジャイル時代の実践的・効率的でスムーズなテストのやり方 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • テストのあるべき姿について著者の思想を、本人の経験とお気持ちを交えながら説明されている。教科書的内容については個人的には企業研修で聞いた話が多く特に新たな知見は得られなかったが、エンジニア成り立ての人は参考になるのではと思う。一線二線でエンジニアやっている人には不要かなという印象だが、私のような三流には復習にはよさそう。
    なぜその当たり前のように思える理想を実現出来ていないチームが多いのか、どうやったら実現出来るのかについては、記述が今一歩足りないので自身の環境ごとに自分でギャップを埋める方法を考える必要がある。(現場毎に要因は異なるので当たり前ではある)

    テスト手法の是非については、何人規模何ステップ位を想定して批判しているか記述が欲しかった。

    また本質ではないのですが、説明のたびに何かを馬鹿にしていてる節が気になり内容に100%集中できませんでした。常に日本企業のソフトウェア開発現場で失望してきたことには同情しますが、全章を通して日本人・日本のソフトウェア開発という括りで見下し感が強く、テストを適切に実施したほうが生産性が高くなるのに日本人はそんな分かりきったこともしないのは何故だろう?残業代もらいたいのかな?というような表現が散見され、一緒に働いてきた人や見てきた人を小馬鹿にしないと次の話に進めないのかなと思ったりもしました。内容は間違った事を言っている訳ではないのに、読みづらく感じてしまいました。個人の感性の問題ですが、お気持ち表現が少なければもっとスリムに読みかったかなと思いました。

  • 上流品質=ShiftLeftのために開発者がすべきこと、やるべきことが、読みやすい文体やページ構成で書かれている。

    メトリクスの紹介とかってテストの本でも意外と見かけなくてなんとなくしか知らなかったけど、これには書かれててよかった。

    単体試験は、ざっくり言うとその後の人の手を使ったテストの負荷を下げるために行うもの、みたいなところがあるんだけど、どれだけ得するかが見える化できないので、やらない組織も多いんだろうなと。

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著者プロフィール

横浜国立大学国際社会科学研究科教授

「2017年 『現代都市法の課題と展望』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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