おいしい旅 初めて編 (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 旅がテーマのアンソロジー。旅の目的は色々だよなぁ〜と改めて思いました。
    「あなたと鯛茶漬けを」がよかった。いつか愛媛の鯛茶漬け食べてみたい。

  • 紙の本で読了。
    秋川滝美さんの「ひとり旅日和」を読んだらAmazonのお勧めに出てきたので読んでみる。旅とグルメを絡めたアンソロジー。令和4年の7月初版発行なので、コロナ禍を背景として持つ作品たちが収められている。そのせいかどうか、あまり明るく晴れやかなお話という印象はどれもない。いずれもどこか物悲しく、重い背景を持った人々が出てくる。「ひとり旅日和」シリーズもコロナの言及はあるが、遥かに作品の雰囲気が明るくて、私自身はそっちの方が好きだ。レビューで散見したような、癒やしやほっこりを、私はこの本に感じなかった。手堅くきちんとまとまった作品集と思うが、むしろビターで。
    暗い青緑色の抽象画を見ているような印象だった。表紙のトーンもそういえばそんな感じだが…。パッとした感想でなくて恐縮だが。巻頭作の「下田にいるか」は、その中でも読んでいて楽しく、下田に行きたくなる。函館を舞台にした「もう一度花の下で」は、苦しい物語だが、こんな掌編でなく、中編以上でじっくり読むと、また深みが増したかも。楽しいものを期待していたのにちょっと違ってしまい、今の気分には合わなかった。星が辛いのはそういうわけである。

  • 予想外に面白かったです。

  • 旅行にまつわる色んな話。
    面白かったな。またバスで遠出したいなと思いました。

  • 7人の作家によるアンソロジー。 理由は様々、見知らぬ地を訪れた主人公が地元の美味しいものに出会い、何かを感じてまた新しい明日へと一歩を踏み出してゆく。 予想はしていたものの出てくる料理がどれも美味しそうで読書中はずっとお腹がグー。 うん、やはり旅はいい。

  • まあまあ

  • おいしい旅なのでご飯の描写はさすが、食べたくなるし、知らなかった料理は検索して画像をみてみた。
    旅のワクワクやドキドキ、ビックリなことはここ数年なく静かに時は流れた。忘れてた旅の楽しさを思い出させてくれた。

  • 新たな作家と出会えるのがアンソロジーのよいところ。

  • 2023/6

  • 5人の作家による旅とおいしいご飯の短編集。
    短編なので、隙間時間にさらっと読めて、旅の景色と食事とがまるで目の前にあるかのように感じられる。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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