怪しい壺買ったら、中から美少女が出てきた話。(2) [Kindle]

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  • 突如同居を始めたアーヤをきっかけに少しずつ自分を変えていくたかし
    そもそも第1話の時点で気になっていた「アーヤにそういった気分に成る事はないの?」という点、遂に触れられたね。たかしとしては一応自制している形だったのか
    雑な格好で男心をくすぐる事も無くはないアーヤの無防備さ。だからこそたかしはアーヤに服を買おうとしてやろうとしたのだろうけど……

    ここでもたかしのこれまで人と積極的に関わってこなかった人生の負債が顔を出すね
    アーヤが嬉しそうに様々な服を試着するのに最初は逃げしまったし、今はTシャツしか買ってやれない
    自分を不甲斐ないと思うには充分過ぎる一件

    だからたかしとしてはもっと頑張ってアーヤに良い思いをさせてやりたかったんだろうけど、アーヤにとってたかしと一緒に居る時間こそ良い思いが出来る時間
    それを理解できたのは良かったね

    いわばアーヤはたかしの良い所を最も知っている者
    たかしがこれまでの人生を省みて「寄生クソニート」だなんて自虐しても、アーヤは瞳に涙を溜めてそれを否定してくれる
    たかしはアーヤとの出会いによって大きく変わったけど、それでも後ろ向きになりかけてしまう時がある。そんな時にたかしの傍に居て、たかしの人生は捨てたものじゃないと伝えてくれるアーヤの存在は何よりの宝だね


    アーヤとたかしの二人で充足しているような空間。だというのにここへ新たな人物が関わってきますか
    アーヤと関わる前のたかしを知っているゆづきの登場は二人に何を齎すのかな?

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