日本発酵紀行 (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 著者が8か月かけて「四七都道府県の発酵文化を訪ねた旅行記」であり、「水と土と微生物が織りなす発酵という文化から、日本という土地に生、きてきた人々の記憶を掘り起こす試み」、「発酵食品という生きたモノから辿る土地の文化の再発見」の旅。

    「発酵文化人類学」よりはだいぶクセは少なくなったけど、自分に酔ってるような大袈裟な文章にはあまり共感できなかったな。

    あと、各地の面白発酵食品、カラー写真を掲載してほしかったな。文章だけじゃ食材を上手くイメージできないよ。

  • 日本酒が好きでなんとなく発酵に興味をもって。
    小倉ヒラクさんをラジオで知ってから、何冊か本を読んでいる。
    食と歴史、金融。色々な視点から日本の発酵文化が語られている。
    つめつめに決めた旅。ではなく、行き当たりばったりの出会いを楽しむ旅。すごく共感した。
    コロナ明けて旅熱がふたたび上がってきた今年は私もフラフラっとした旅をしたい。

  • 日本各地のその土地に根付いていた発酵文化は本当に面白いと思う。藍染も発酵と関係があるのは知らなかった。またふぐの子やなれずしを食べたくなってきた。

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著者プロフィール

小倉ヒラク(おぐら・ひらく)発酵デザイナー。「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家たちと商品開発や絵本・アニメの制作、ワークショップを開催。東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨県甲州市の山の上に発酵ラボをつくり、日々菌を育てながら微生物の世界を探求している。絵本&アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014受賞。2015年より新作絵本『おうちでかんたん こうじづくり』とともに「こうじづくりワークショップ」をスタート。のべ1000人以上に麹菌の培養方法を伝授。自由大学や桜美林大学等の一般向け講座で発酵学の講師も務めているほか、海外でも発酵文化の伝道師として活動。雑誌ソトコト『発酵文化人類学』の連載、YBSラジオ『発酵兄妹のCOZYTALK』パーソナリティも務めている。

「2017年 『発酵文化人類学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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