- Amazon.co.jp ・電子書籍 (323ページ)
感想・レビュー・書評
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特殊設定ミステリーな上にクローズドサークル物。好きなジャンルです。
あ、なるほどな!と思ったトリックはありましたが、もう一捻り来て欲しかったかも〜 -
特殊設定のミステリーです。その世界で二人以上の殺人を犯した者は天使(蝙蝠みたいな見た目)に体を焼かれて地獄に引き摺り込まれるようになった世界。この前提で物語が進みます。大富豪常木王凱によって絶海の孤島、常世島に集められた11人の様々な職業の登場人物たち。主人公の探偵青岸焦も常木を狙っている人物を探り出すためにそこにいました。そこで例のごとく常木王凱が殺害されます。 二人以上の殺人ができない世界ではもう事件が起こる可能性はないはずでしたが一人また一人と殺人が起こります。連続殺人が起こらない世界で、探偵の存在意義に悩んでいた彼も否応なしに調べを開始します…。孤島、特殊設定とかなり難しい条件で制作された意欲作。その中でも破綻せず、しっかりとしたミステリーに出来上がっています。普段とは違うミステリーを読んでみたい方にお勧めです。
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2人殺したら地獄に落ちるという世界での特殊設定ミステリ。かなり本格ミステリに忠実で、このルールや世界観設定をふんだんに利用したトリックが用いられている。
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代議士の政崎、天国研究家の天澤、報道記者の報島、武器商人の争場、等名前の付け方が分かり易くて良かった。
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特殊設定×連続殺人×探偵