- Amazon.co.jp ・電子書籍 (226ページ)
感想・レビュー・書評
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シンガポールに住んでいたので、あるあるものも多々あり読んだ。
頑張りが報われるというのは自分の力以外にも起因する。「恵まれた環境と能力は恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。」という言葉は私の信念そのものだった -
シンガポールの教育システムの実態を解説した本。
シンガポールに5年間暮らした著者が、現地の教育や家庭の状況、母親たちへのインタビューを通して、シンガポールの教育システムの実態を明らかにしています。
地道な取材だからこそ、通常の報道では見えないシンガポールの教育の今が見えてきます。 -
シンガポールの教育について一側面を知ることができた。
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育休世代のジレンマ、を読んでから継続的に発信活動をウォッチさせていただいている中野円佳さんの最新作。
あれ、もうシンガポールから帰ってこられてたのか?もう5年も経っているのか、という本書の内容とは関係ないところから驚き。
もちろん、内容も、私の状況の少し先をいく「教育と仕事の両立」を扱っていて、かつシンガポールのお国事情がよくわかり興味深い。
習い事の競争激化や点数稼ぎの日常、それを支える主に母親の負担、、
子供たちは何のために生きているんだろう?生きる意味を自分で考えられる子に育てたいと思うけれど、何も考えない自動運転モードになっていたら、確実に受験戦争に飲み込まれるな、と感じた。
まだ答えは出ていないけれど、子供の人生である、という点を尊重した子育てをしたいと考えた。