- Amazon.co.jp ・電子書籍 (339ページ)
感想・レビュー・書評
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昔飼っていた子を思い出しながら読んだ。
あの震災を思い出しながら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集のようで、だけど物語は繋がっていて、読みやすい文体でした。登場人物も複雑ではなかったので、シンプルに犬が主人公で繊細な感情が想像しやすかったです。
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本屋の売り場に犬を飼っている人に読んでほしいと書いてあり購入。自分のワンコとは全く異なる犬の物語。
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audible 。東日本震災で飼い主を失った犬「多聞」がいろいろな人とかかわりながら5年もかけてたどり着いたのは?
いくら賢い犬でもここまではさすがにと思いながらも応援しながら読んだわ。 -
気にはなりながらずっと読むのを避けていた一冊。
なぜなら涙なしに読めないことを知っていたから。
そして予想は的中。
しかしそれは悲しみや別離によるものでなく久遠の絆の確証によるものだった。
これって物語の中だけじゃないよね。
ふと見えない写真の愛嬢に尋ねてみる。 -
数人の飼い主がいて犬の魅力が一杯。
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『名犬ラッシー』を思い出させながら、震災後文学の要素も少しある、良くも悪くもありきたりな犬系感動物語。多聞。呼びやすい。
途中ちょっとセリフが臭すぎて恥ずかしくなったり、女性心理が雑に感じたりもしたが(『娼婦と犬』なんかは特に。「男が思う娼婦の心理」感?)、さくさく進んで読みやすかった。行く先々で得たお土産に、拾い主の死や不幸や地震をも運んできた気がしなくもないけど。
オチはちょっとドラマの展開すぎ!いくらなんでもありきたりすぎる。