- Amazon.co.jp ・電子書籍 (367ページ)
感想・レビュー・書評
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やっぱりこの人の作品はおもしろいなぁ。
またまた一気に読んでしまったわ。
なんだか切ないラスト。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読むほどに面白い
ページを繰るごとに面白くなるという意味でもあり
著者の作品を読むごとにその作風にハマるという意味もある
ミステリーとは言え犯人を探すフーダニットではないし中途で犯人が明らかになるのは過去作と通底しているが作品の面白さを損なってはいない
ミステリー小説の案内書・カタログのような趣きもあるし、相変らず一般小説のような読み応えもある
著者が書いた、男性が主人公の作品を読みたいという希望も叶って、満足の出来だった
あと、訳者氏の文章がとても読みやすく自分の好みに合うのも大きいかと
訳者氏の他の作品も読んでみたいと思った -
ある雪の日、ミステリ専門の古書店を営むマルコムのもとに、FBIの捜査官が訪ねてくる。マルコムが昔書いたブログの内容について聞きたい、とのことだったが。
猫ミステリ!どうして茶虎なのに名前がネロなのかはよくわからないんですが、もしかして何か元ネタがあるのかも。それにしても猫の秘密が・・・。
普通に読んでも面白いですが、タイトルになっている8つプラスアルファのミステリの知識があるともっといろいろ気づきがありそうです。私は知らないのが多かったけどそれでも問題はなく、あーいつものスワンソンぽいな!と思いながら読みました。 -
本屋に平積みされていて何となく気になり、購入。
すこし厚めだったが電車内で読んでいると面白くて乗り過しそうになったりした。
本屋の店主が昔ブログに載せた「完璧なる殺人8選」になぞらえて殺人事件が発生している。
そんな感じで物語は始まる。
最初は何か勘違いか?またはこの店主が誰かにハメられているのか?などいろいろ予想しながら読むが中盤以降、自分の予想がどんどん裏切られていく。
終盤までの展開が素晴らしく、とても楽しめた。
自分が過去に読んだミステリも話の中に出てくるのが嬉しい。
またストーリーを少し忘れた頃に読み返したい。 -
ミステリ専門店の店主マルコムの選出した小説リスト"完璧な殺人8選"を模倣した殺人事件が起こる。FBI捜査官と犯人探しがスタート。
徐々にマルコムが怪しくなってくるが結末もちょっとショック。
過去の有名作への敬意を感じるが読んだことない自分が残念。面白く読めたが作品を知っていたらもっと楽しめた。
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2023/08/19