超ミニマル・ライフ [Kindle]

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 119
感想 : 10
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感想・レビュー・書評

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  •  本書の前作『超ミニマル主義』が個人的に大当たりの本でしたので本書も読んでみました。結論から言って本書も大当たりでした。運動、食事、人間関係、お金、生き方、それぞれ1冊の本で取り上げられるような話題が、1冊にシンプルにまとまっていました。少しづつのおかずがバランスよくよせられた幕の内弁当のような1冊でした。

     主観ですが、筆者はかなりストイックな方だと感じました。例えば丸一日断食することも月1でありますし、山を何日もかけて登ります。また、ニュージーランド在住で、配偶者や子供もいるのに、1月10万円で暮らせると言います。さすがはミニマルライフを過ごされている方だなと感じました。

     しかし、本書の内容は非常に一般人向けでした。例えば断食は丸一日ではなく、16時間のファスティング(睡眠の4時間前に食事をする→8時間寝る→4時間白湯や味噌汁で朝を乗り切りブランチを食べる)を金曜日など翌日が休みの日にすればいいと比較的簡単です。

     運動もハタヨガを20分、超スロージョグを15分でいいといいます。ストイックに極めたうえで読者の目線まで膝を折ってレベルを合わせてくれる本書は本当にためになることばかりでした。2札連続の当たり本オススメです。

  • 「超ミニマル主義」の続編。
    どうでもいいことに注ぐ労力・お金・時間を最小化して、可能性を最大化するための合理的な人生戦略が書かれています。
    運動、食事のところが参考になった。
    やってみようと思ったことは、
    ・超スロージョグ(話せるくらい、口呼吸にならないくらいのスローペース、遅い午後に着替え、シャワーまでで1時間以内でできると習慣になる)
    ・一汁一菜(汁は豆腐多めの具だくさん味噌汁、菜は漬物、納豆、キムチといった伝統的な発酵食)
    ・1口30階噛む、忘れがちなので食事の一口目を100回噛むといい。

  • 自分自身が好きな分野(健康まわり)がかなり厚めにまとめられていて、まさに自分の大切にしている考えがそのまま本にまとめられているような本。
    生産性高く生活するには、土台が重要。その土台を安定させる上で大切な知見が一冊にまとまっている。

    キャンドルナイト、セルフケアタイムは丁寧に確保していこうと思わされ早速実践。サステナ関係の情報もありがたい!

  • step5までの、身体や食事、ストレスへのアプローチ部分は最近読んでいた本にも通じるところがあり、理解を深める形で読み進められたけど、stap6の人付き合いあたりからあまりしっくりこなくなってしまった。
    あと全体的にやはり比較的極めてる人だなと思うので、一応一般人でも取り入れやすいレベルのことでは書かれているけど、根本が極端に感じてなかなか共感や実感しながら読むことが難しかった。

  • 今あるものを重視し、最大限発揮できるように無駄なものをそぎ落とす。
    そのために食事も運動も、自分のための投資でありメンテナンスコストである。

  • なんか違うなと感じるのだが、何が違うのかうまく説明できない。
    極端な失敗例との対比で自分の生き方を良い生き方として描いていて、極端に良くない例にも共感できないし、筆者の生き方も筆者ならではの特殊事情だからできたように思う、またそれがいいと感じるかはかなり価値観によると思う。

    自分のペースで働くことを重視して上昇志向を捨てる、これは本当に楽しいのか?向上心が最も強い強みな人間としてのアンフィット感がある

    目的としての成長は違うが、手段としての成長はありうる、これは激しく同意

    生活の質を落とせるか
    ボロい車、質素な生活、見栄を張りたいわけでもなく、欲しいと思って買うこともあり、そのために働いてるわけでもないが買うこともある

    仕事の位置付けも、楽しいならやり続ければ良くて、最低限の食い扶持を稼ぐ逃げの位置付けにする必要もない。

    健康法の熱意が強いが、自分でこうだったからという理由が多く本当なのか?疑問

    ペルソナが働きすぎ、寝不足、ストレス発散のための暴飲暴食みたいなところでだいぶ違う

    fire実践が終盤、fire仕事自体が趣味というケースを考慮してない

  • 色んな考えの人がいるんだなと思った

  • ○感想
    いささか偏りすぎな気もするが、オーガニック・サステナブルに振り切った考えを知ることができたのは良かった。

    ○今後の行動
    ・1年間使わなかったものは手放す
    ・入浴後就寝までの間は画面を極力見ない

  • 最近こころのどこかで、『なんのために働くのか?』『なにを優先するのか?』『じぶんの人生をもっと自分でデザインできないか?』と思いながらも、仕事と育児、家事の忙しさにかまけてあまり対策をとってこなかった。

    この本はそんな自分にとってとてもヒントになる本であった。『ライフワーク』を探すことをさぼっちゃいけないと強く思った。
    仕事が楽しくないわけではない。今の会社でも高実績を出せているしそれなりに充実している。
    でも、家族や自分のやりたいことよりも仕事を第一優先にしている現状を少しおかしいとも思っていた。

    そこでこの本を読んで、ライスワークでなくライフワークで生きていくことは可能だと思わされた。
    ミニマルコストを把握すれば、最低稼がないといけない金額がわかり、しかもそれは正社員でなくても稼げる額だ。『稼ぐために働く』から『お金にならなくてもやりたいからやる』をはじめたいと本気で思った。

    そして、いまは育児を第一優先にして、心の余裕をもって子供を愛していきたいと改めて思った。

    そのための手段として、この本で紹介されていた『自給自足サイドFIRE』は目指していこうと思う。

    筆者も10年くらいかけて今の生活を手にしているため、遅すぎることはないし、時間はかかっても挑戦のしがいのあるテーマだなと自信をもらえた。

    オカルトでもなんでもない。
    世捨て人になるわけでもない。
    そんなバランスがあるところも筆者に共感をもてた。
    ライフワークを見つけている10年後の自分にいまの自分の心境をぜひ思い出してほしいと思う。

  • オーガニックだのオートファジーだの他人から奪われる時間への対処の方法だのどこかの本で読んだことある文ばかり。作者の通ってきた本、まとめって感じの本。この作者の本以前一度読んだがそれからあまり進歩がないように思える。
    自分の考えを確かめる意味で読むならこの本にも価値はあったのかもしれない。

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著者プロフィール

モバイルテクノロジーを活用することで場所の制約を受けないワークスタイルを構築し、
ニュージーランドの湖で半自給自足の”森の生活”を、
年の数ヶ月は世界中で”移動生活”を送りながら様々なプロジェクトを手がける。
Instagram、多数の連載、公式メディア〈4dsk.co〉を通して独自のライフスタイルシフト論を発信。
アーティスト育成と大自然への冒険をライフワークとしながら、複数の企業の役員やアドバイザー、
大学非常勤講師、会員制コミュニティ『Lifestyle Design Camp』学長を務める。
著書に、12万部を突破し若者のバイブルともなっている、『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』や、
『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』、『The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅』など。
レコード会社プロデューサー時代に配信を含めて10度のミリオンヒット、CD売上2000万枚を記録。

「2018年 『人生やらなくていいリスト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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