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感想・レビュー・書評
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どういう話かは知っていた(アフリカ系アメリカ人作家が、売れるにはもっと黒人ぽい作品を書けって言われて、いかにもな貧困とか差別とか犯罪とかの小説を書いたらものすごく評価されてしまって、っていう話)ものの、それほど見たいとも思っていなくて、期待せずふと見てみたら、すごくよかった。
勝手にもっと皮肉たっぷりの辛辣なブラックコメディかと思って構えていたらそうではなく、むしろ家族もの、ラブコメディとさえ思える感じで、ユーモアがあっておもしろかった。出版界事情とかがうかがえるのも興味深い。
もちろん深く考えたら、人種差別とか、偽善とか、逆差別とか、出版界とか映画界の問題とか、いろいろ考えられるけど、そう深く考えなくても楽しめたのがわたしとしてはよかった。
でも、他人に求められることと、自分が求めていること、嘘をつくこと、とかについてちょっと考えさせられる。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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