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- / ISBN・EAN: 9784153350199
感想・レビュー・書評
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ファンタジー群像劇『王たちの道』の第2巻。
2人の主人公の視点を交互に語る構成は第1巻と共通。しかし、物語は徐々に動き始め、運命が大きく変化しそうな兆しがそこかしこに垣間見えている。
本作の魅力はやはりスケールの大きさだろうか。同じくハヤカワの新しい銀背では『オマル』がかなりスケールの大きい物語だが、こちらも負けてはいない。
第1巻を読んだ時点では続きを買おうかどうか迷っていたのだが、買って良かった。第1巻ではあまりストーリーに変化が無いのが気になっていたのだが、第2巻ではそういった部分はなく、物語世界に没頭出来る。しかしこれ、全3巻で終わるのか……とハヤカワのHPをチェックしたら、あくまでも『第1部』を『全3巻』ということなのね。長寿シリーズになることを祈りたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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