蜘蛛の糸 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
3.74
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感想 : 25
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感想・レビュー・書評

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  • なつかしかった。

  • ここで描かれている御釈迦様は残酷で、カンダタはアホ。

  • 子供の頃に読んだ記憶があるような、ないような…
    改めてちゃんと読んでみたけれど、
    不良が少しいいことすると好感度がアップ
    してしまったり、実はいい奴なんじゃないか
    なんて、巷間よく言われたりするが、
    この犍陀多という人物はその典型?
    なんて思いながら読んでしまった。
    それ以上に、この作品のお釈迦様は
    “暇を持て余した神々の遊び”なんて芸人のネタが
    あるけれど、まさしくそんな状態なのかな?
    と怖いことを思ってしまった。

  • お釈迦様のお慈悲が残酷だなぁ……極楽にいる人だって同じ状況じゃカンダタみたいに叫ぶだろう

  • 自分だけ助かろうなどという人間の浅ましさが表れている。作品は知っていたが読んでことはなく、電子書籍で無料で閲覧できたので読んでみました。短編ですが、凄く心に残ります。

  • お釈迦様も酷い人だ。そうなるに決まってるのに。

  • こういうの好み。お伽話で、どこかしら耽美な雰囲気。
    芥川氏やっぱり得意なんやね。
    極楽の描写がゆったりしてて、とても地獄の上にあるなんて思えない。
    お釈迦様はおっとりとしていて、まるで飼っている動物を観察するように地獄の様子をみている。
    優雅であり、少し憎らしい。

    やはりお伽話に教訓はつきものなのだ。
    (20130519)

  • 蜘蛛の糸は何だかんだで教育テレビ等の人形劇でしか見たことなく、文章で読んだのは初めて。もしカンダタが他の人たちにこれはおれの糸だと言わなければ、カンダタは助かっていたのだろうかと考えてみたり。考えさせられる話である。

  • 蜘蛛の糸が垂れてきて、縋ったあと、何をするのが正解だったのかわからない。
    蜘蛛の糸に掴まる前に、周囲を見渡す。人が登ってきた場合、糸が切れるリスクを避ける為に、自分のいる位置以下の糸を切りながら進めば大丈夫なのでは?などと思う私はきっと救ってもらえないな。

  • 5分で読めるのに、何度も読みたくなり、何度も感心させられる話。

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