こんな作品集に出会いたかったと久しぶりの衝撃だった。
人間の心理は清純さと醜悪さの表裏一体であると思う。
それらは常に隣り合わせで、ふとした瞬間に互いを行き来する。
加えて、この「ハピネス」には少年・少女の向こう見ずな純真さが合わさって、読者は胸を密かに痛めるような、どこか懐かしくもあるかなしみを思い出す。切なくなる読後感が良い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2011年11月5日
- 読了日 : 2011年11月5日
- 本棚登録日 : 2011年11月4日
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