スキン・コレクター

  • 文藝春秋 (2015年10月17日発売)
3.93
  • (55)
  • (108)
  • (59)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 615
感想 : 90

リンカーン・ライムシリーズも11作目。始まって20年。作中では経過してるのは10年ほどらしい。
 20周年を記念してか、シリーズらしいどんでん返しの繰り返し。物語最初の方にあった、リンカーンのラ ボで、気むずかしいリンカーンとあーだこーだ言いながら分析していくチームの様子でもうわくわくしてしまった。事件の方も、シリーズの中で完成度が高く、「そうきたかー。でも確かに伏線はあった…」という感じで最後まであきなかった。

以下あらすじメモ

一見無差別に見えた毒殺タトゥー事件。捜査を進めていくうちに、かつてのリンカーンが解決した「ボーン・コレクター」に影響された可能性が出て来る。さらに、無差別ではなく、テロの疑い浮上。同じ頃、獄中で天才犯罪者、ウォッチメイカーが死亡したとの知らせを受け、こちらも調査を進める。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・海外作品
感想投稿日 : 2016年5月5日
読了日 : 2016年5月5日
本棚登録日 : 2016年5月5日

みんなの感想をみる

ツイートする