身近な人が自殺で亡くなった人、自殺があったところの関係者さんなどのお話で構成されている。
一応「自殺をするとこんなに人や地域や社会に迷惑をかけるし、周りの人はダメージを受けるんですよ」ということを伝えるためにこの本は作られたようなのだけど、深夜一人でこの本を読んでいると心なしかどんよりとしてきてしまい、うっかり自殺って…と考えて暗くなってしまった。
それくらいリアルな話なのだけど、この本を読んで希死念慮を持つものを制止できるか?と考えると、ちょっと難しいのでは、と思う。
そういう人がこういう本を手に取る余裕があるのか?
きっと答えは「否」。
でも何かしらの効果があるといいな、と希望を持ちたいところ。
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- 感想投稿日 : 2010年3月20日
- 本棚登録日 : 2010年3月20日
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