再読。
細かい話になると全くついていけない(著者曰く「日本の教育水準の凋落」の典型です)が、それでも楽しめる一級のドキュメント。
しかし著者がやたらと「日本人が、日本人が」とあちこちで触れるところに少々違和感を覚える。実際この手の世界は激烈な国家間競争下に置かれており、それこそ「一番ではないとダメ」なのは当然なのだが、一方でこの手の話って人類共通の財産で、たまたま日本の国籍を有する者が発見したで良いのではという気もする。
まぁ経済合理性だけで考えられない世界の確保と継承を日本社会の共通認識とすべきであることについては全く異議はございませんのであしからず。
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- 感想投稿日 : 2014年3月23日
- 読了日 : 2014年3月23日
- 本棚登録日 : 2014年3月19日
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