バッカーノ!1932 Drug & The Dominos (電撃文庫 な 9-4)

著者 :
  • メディアワークス (2003年10月10日発売)
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感想 : 86
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普段ライトノベルは嫌厭してしまうのですが、アニメがあまりにすばらしかったので、思わず読み始めたシリーズ第3段。アニメでも多少盛り込まれた、イブお嬢様がマフィアに沈められたチンピラお兄様を探す回。作品自体は麻薬中毒者ロイが不用意に関わってしまったマフィアの薬ビジネスを軸に馬鹿騒ぎを展開します。マフィアのボスとして物憂いラックの奮闘と、クレアが列車を降りてからの「仕事」の実態を見ることができて嬉しい作品です。独特の存在感を放つ「情報屋」も目立ってきました。一冊のなかだけでなく、他巻とのつながりも散見する作りはとても楽しめます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2014年8月17日
読了日 : 2014年7月9日
本棚登録日 : 2014年6月28日

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