海のある奈良に死す (角川文庫 あ 26-2)

著者 :
  • KADOKAWA (1998年5月21日発売)
3.32
  • (108)
  • (256)
  • (751)
  • (66)
  • (12)
本棚登録 : 3075
感想 : 226
4

ビデオテープという懐かしい単語が出てきて年代を感じたけれども、充分楽しめた!

今回はアリスの同業者が殺されたということで、黙ってられずに首を突っ込んでいく。
タイトルからして土地の蘊蓄があって色々な伝承が知れた。
だけど海のある奈良、か…
初っ端からこっそりとトリックを仕込まれていて、アリスたちと一緒に右往左往した。
まさかこんな真相だったとは…
また、彼らの関係にも衝撃だった。
最後は何となく物悲しい余韻がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内ミステリー
感想投稿日 : 2022年5月4日
読了日 : 2022年5月4日
本棚登録日 : 2022年5月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする