今回も密室殺人で、しかも全員がアリバイがある。
どうやってこのトリックを崩していくのかと読み進めていくけれども、主人公の犀川先生は全く動く気配なし。
ほぼ最後の方まで関わりたくないスタンスを崩さないから、一体いつ解決に乗り出すんだろうとハラハラした。
理系のミステリって、思考回路が本当に論理的で他の小説とは違うなぁと思った。
犯人の心理を探ったりとかはせず、出てきた事実を並べて犯人とトリックを導き出してる。
前作ほどエキセントリックではなかったけれど、とっても面白かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内ミステリー
- 感想投稿日 : 2021年2月23日
- 読了日 : 2021年2月23日
- 本棚登録日 : 2021年2月23日
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