本当に怖い。「黒猫」が怖いというイメージは、この本によって植え付けられたのでしょう。しかし最も恐ろしいのは人間です。アルコールに溺れた挙句、動物への虐待を繰り返す語り手です。猫のプルートォはそんな人間に罰として、「死」以上に恐ろしい「恐怖」という極刑を与えたのです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
米文学
- 感想投稿日 : 2020年11月29日
- 読了日 : 2020年11月29日
- 本棚登録日 : 2020年11月29日
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