歴史の考え方・見方を教えてくれる。
歴史とは単なる事実の集積ではなく、その事実を以下に解釈するかによって意味付けがされる。
また、歴史とは歴史家による解釈にほかならない。そして、その歴史家も人間である以上、彼らが生きた時代背景・環境・個人的性格に左右されることを免れない。この意味で完全に客観的な歴史はない。
では何のために歴史を学ぶか。我々人間にとって必要だから学ぶわけだが、それは環境に対する人間の理解力と支配力の増幅にほかならない。この意味で歴史は、他の科学分野を含めた研究と同質である。
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2014年1月7日
- 読了日 : 2014年1月7日
- 本棚登録日 : 2014年1月7日
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