タフガイ探偵が自らの出生にも関わる、伯父の死の謎に挑むハードボイルド。多分一般的な語感ではこうした話がいちばんハードボイルドらしいのだと思う。あんまりリアルなお話ではなく、主人公の暴力を警察がスルーしてくれたりする。この方がカタルシスはあるんだけども。筋立ての方はかなり複雑。ハードボイルドは一見複雑そうに見えても、脇筋が幾つも絡んでいるだけで、メインのプロットだけを取り出すとシンプルなことが多いが、本作はホントに複雑。
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- 感想投稿日 : 2023年5月1日
- 読了日 : 2023年5月1日
- 本棚登録日 : 2023年5月1日
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