暇と退屈の倫理学

著者 :
  • 朝日出版社 (2011年10月18日発売)
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本棚登録 : 3055
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新しい発想、というか今まで深く考えたことのなかったテーマだからこそ新鮮で納得感のあるものだった。
よく考えると、仕事にやりがいを求める(求めなければならない)のも、退屈を作らないように、退屈から逃げるためのような気がしてくる。
仕事にはやりがいがなければいけない、どこかにやりがいを見出さなければいけない、というのが当然のようになっているのは、日本がある程度豊かな証拠なのかも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年4月9日
読了日 : 2022年4月9日
本棚登録日 : 2022年4月8日

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