非常にクレイジーな一冊。読後の感想は、ちょっとぶっ飛びすぎていてついていけないな、だったが、巻末の解説を読むと不思議なことに文学的な意味を発見し、味わい深い作品と感じられるようになった。色々な本を読んできて学んだことの1つに、優れた解説はその作品をより輝かせるということ。文学素人の自分にとって、プロの解説を読むことで物語の見方、考え方が、広く深くなるので、解説の果たす役割はとても大きいと感じた。やはり有名な作品は、有名たらしめる相応の理由があるのだ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月28日
- 読了日 : 2021年6月26日
- 本棚登録日 : 2021年11月3日
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