眼の壁 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1971年3月30日発売)
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本棚登録 : 539
感想 : 41
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白昼の銀行で巧妙に仕組まれた手形詐欺が起こる。
責任を負った会計課長は自ら命を絶った。

会計課長の部下・萩原は、友人の新聞記者・田村とともに真相を追う。

真相を追ううちに、背後に巨大な右翼団体が見えてくる…
そして、殺人事件、誘拐事件が起こる…

昭和30年代前半なのに、古臭さは感じない。

電報や電話の取り継ぎ、特急『はと』、急行『なにわ』には、昭和レトロを感じる。

餓死に見せかけて殺す⁇
もっと楽に殺す方法もあっただろうに…
なぜ⁇

もっとも今ならすぐに捕まりそうではあるが…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年8月12日
読了日 : 2022年8月12日
本棚登録日 : 2022年8月12日

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