未解決だった赤坂宝飾店オーナー再捜査に乗り出した、警視庁捜査一課の堀田班。
容疑者はすぐに見つかり、自供により逮捕…
が、堀田班は解散となり、各々、異動となる。
しかし、公判では一転し、容疑者は無罪を主張、自白を強要されたと…
次々に元同僚たちが…
納得がいかず深入りする津原たちを待っていたのは目に見えない大きな組織犯罪だった…
こんなことで…何の落ち度もない警察官たちが命を落としていく。やるせない…
消費税増税を行うために…
国民の眼を逸らすために…
人がひとりやふたり、命を落としてもいいというのか…
自分たちの私利私欲のために、関係のない人たちを巻き込んでいく。
『吊るし屋』馳。彼も悲惨な幼少期を過ごし、殺し屋としてしか生きていけない人生を歩んできた。
何か憎みきれない…
津原がジロウにか。
ジロウは次郎から来てたのか。
ジウとどう繋がるのかが、見えなかった。
東警部補も出てこない、誰も出てこない…
新聞記事の『元SWAT隊員に死刑判決』だけで。
『歌舞伎町セブン』のエピソードゼロだったということか。
最後にはすっきり。黒幕もみんな消えてしまったし…
堀田さんだけはやるせなさが残り続けるんだろうが…
『歌舞伎町セブン』に。
誉田哲也に嵌められ続けている。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月18日
- 読了日 : 2023年6月18日
- 本棚登録日 : 2023年6月18日
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