紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす

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  • 朝日出版社 (2015年4月25日発売)
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感想 : 110
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現代によくある「紋切型」の言葉から社会の絡み方を紐解いていく1冊。最近よくあるわかりやすさが先行するものとは違った痛快さが気持ちいい。

アイドルオタクとしては、「逆にこちらに励まされました」の章は耳が痛かった。握手会襲撃事件後の宇野常寛の発言と姿勢への批判はファンだからこそ知っておきたい視点である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 批評。
感想投稿日 : 2015年9月4日
読了日 : 2015年9月4日
本棚登録日 : 2015年9月4日

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