『細雪』同様女性の語りで引き込まれる。本書の方が十年程前に書かれたそう。語り手の園子はじめ夫や執念深い綿貫という男が妖婦光子をめぐり複雑な関係に。甘い欲望から嫉妬にまみれ狂信的になり破滅へと向かう様がじりじりと関西弁で語られ怖い。
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- 感想投稿日 : 2023年1月14日
- 読了日 : 2023年1月14日
- 本棚登録日 : 2023年1月14日
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