紀ノ川 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1964年7月2日発売)
3.82
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本棚登録 : 824
感想 : 95

年代記。全て備えた全能感に打ちのめされそうな花。その花や旧体制をぶちのめそうとする娘文緒。そして祖母に似たものを感じながらも自立して生きていく孫華子。家を巡る執念の象徴が紀の川なのかと思いながら、時に笑いつつ一気読み。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年4月7日
読了日 : 2024年4月7日
本棚登録日 : 2024年4月7日

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コメント 2件

しずくさんのコメント
2024/04/29

随分昔に読んでいて、もうすっかり忘れてしもうた・・・
時に笑いつつ、なんですね!?
有吉佐和子さんは「青い壺」で最近話題になっているとか何かで読みました。

111108さんのコメント
2024/04/29

しずくさん♪
そうそう、書店で見かけますね『青い壺』。こちらはまだ読んでませんが、有吉佐和子さんはブク友さんからお薦めされ今ハマってます。しずくさんも読まれてたんですね。読んだのに内容忘れてる‥あるあるですね。
読みやすい文章と、個性的である意味パワフルな女の人がよく出てきて楽しいです。容姿とか会話などで「あー、こういう人いるわ」と思わずクスッとさせられるのもいいです。

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