通天閣に近い下町のラーメン屋「味よし」の店主のガンコとその娘センコ。ガサツなガンコに振り回されるセンコだが、その会話もテンポ良く大阪の味が出っぱなし。多少下ネタもあるが笑い飛ばせて気にならない。センコの亡き母芙由子からガンコは娘を預かったという。その言葉の裏にあるセンコの出生の秘密。そして、センコも同じ道を辿るが、質屋の息子カメヤの理解。ガンコが芙由子に贈った指輪を質種にしたが、請け出しカメヤに託しセンコへと。この下りに感動した。大阪らしい笑いと人情味溢れる話で面白かった。カメヤ、センコとその子頼むよ。
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- 感想投稿日 : 2024年2月22日
- 読了日 : 2024年2月22日
- 本棚登録日 : 2024年2月22日
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