人気者の魔法使いの両親が、ショーの最中に亡くなり、ルビー・ジンは
一人ぼっちになってしまいました。
ルビーは魔法が全然使えなかったので、どこの魔法学校にも入れません。
ようやくルビーを特待生として迎えてくれた魔法学校は、もうすぐ
つぶれてしまいそうな学校でした。
校長先生はルビーのことを、人気者の魔法使いの子供だから、
すばらしい魔法使いにちがいないと思い込んでいるようでした。
ルビーは、そうじゃないことをなかなか言えませんでした。
ある日学校に、大魔法使いが視察にくることになって、ルビーは
大魔法使いの前で、魔法をひろうする役を命じられました。
ルビーは、結局、魔法を使うことができずに、校長先生に叱られて
小さくなってしまいます。
ルビーに魔法が使えないことが分ると、校長先生は、ルビーのおじさんだと
名のる紳士が現れた時に、ルビーを引き取ってもらいました。
アルフォンソと言うその男は、最初は優しいおじさんだったけれど、
実は、おじさんなんてウソで、ルビーが持っていた、お父さんの形見の
魔法のランプが欲しくて、ルビーを引き取ったのでした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2012年11月14日
- 読了日 : 2012年11月12日
- 本棚登録日 : 2012年11月12日
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