上・中・下巻とかなりボリュームのあるこの作品だが、
中巻にきて冗長することなく、エネルギッシュに突き進んでる。
「いい子」から一転、退廃的な青春を送る歩に目が離せなくなった。
それでも周りが生きづらい連中だらけの中、しれっとお洒落でこなれた大人になっていく歩。
そういや世を渡る術は幼少期から長けていたなぁ。でもなんだか器の狭さの自覚が薄れたようで、いけすかない奴になってきた。ヤコブとつるんでた頃の純粋さが懐かしい。
巻貝の再登場に思わず笑ってしまった。
須玖くんの再登場もお願いします!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
真夜中の本棚
- 感想投稿日 : 2023年1月7日
- 読了日 : 2023年1月7日
- 本棚登録日 : 2023年1月7日
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