ざっくり言えば『ノンフィクションを書く人、これから書きたいと思っている人向けのハウツー本』。
でも、私はノンフィクションに限らず、全ての物書きさんが一度は読んでも良いんじゃないかなーと感じた。この“全ての物書きさん”とは小説、ブログ、或いはレポートも含め……ジャンルや媒体は問わず、兎に角何かしらの文章を書いている人のことである。対象に関する資料を集めて整理したり、誰かから話を聞いたり聞き出したり、そうやって集まった情報から必要なものを取捨選択して文章化していく作業って案外やる機会があると思うので。
まあ、全然そんな機会ないわー!という人もいるかもしれないけれど。それでも『書く』ではなく『喋る』機会はあるだろうから。誰かに何かを伝えたい時(特に事実を伝えたい場合)には、本書に記されている心構えやテクニックが役立つのではと思った。
あと単純に、とても読み易い。少しでも興味を持った人は気軽に手に取って読んで欲しいです。
読書状況:読み終わった
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教養
- 感想投稿日 : 2019年12月6日
- 読了日 : 2019年11月23日
- 本棚登録日 : 2019年11月23日
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