前作『Aコース』の続編。
前作同様14年ぶりの再読で、感心する部分あり、色々気になって仕方がなく集中出来ない部分もありだった。『Aコース』に比べ優と思えたのは、主人公のゲームへの依存性が描かれていたところ。
勿論、前作よりも意外性のあるオチが用意されていたのも◎だが、このシリーズが2作品で完結しているのを考えると「さほどウケなかったから手っ取り早く『Fコース』で終わらせよう」という思惑を疑ってしまう。まあ、これ以上他のコースを用意されてもだれてしまうだろうから、丁度良かったのかもしれない。
このシリーズ(と言っても2作品のみだけれど)は、読書に不慣れな小中学生の超入門編には良い図書と思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(邦)
- 感想投稿日 : 2019年12月8日
- 読了日 : 2019年12月5日
- 本棚登録日 : 2019年12月5日
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