涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店 (2005年3月31日発売)
3.46
  • (268)
  • (301)
  • (1090)
  • (42)
  • (7)
本棚登録 : 4376
感想 : 211
3

アニメ版で見た回は流しめで小説版にしかないとこを空き時間にちまちま読んだ。
「ヒトメボレLOVER」や「朝日奈みくるの憂鬱」などはアニメ版を見ているような涼宮ハルヒの物語らしい展開でおもしろい。やはり、キョンの心内語?の言い回しが読んでいて秀逸。もしアニメ化されていたらどのような絵になるのかがすっと頭の中に浮かぶ。ただ「雪山症候群」もそうだったがオチが微妙。日常っぽい話の中にハルヒ的超次元現象が起こって、このあとどうなるんだろう?まではとてもワクワクする。その期待が大きい分オチでガッカリさせられる。もっともこれもおそらくこの後の物語の布石になっているのだろうが。
今作収録の「猫はどこへ行った?」やアニメ版にもあった「孤島」のようなミステリー推理回は自分はあまり好きではない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 持ってる
感想投稿日 : 2022年5月22日
読了日 : 2022年5月22日
本棚登録日 : 2022年5月7日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする