小学生の女の子に妹ができ、赤ちゃんは長く生きることができないかもしれないと告げられる。10才の子どもに、その現実をうけとめるのは、とても難しいことのように感じられる。お母さんは妹の世話にかかりっきりになってしまう。お姉ちゃんも、まだあまえたい年頃なのに、わがままをいうことができない。
家族の気持ちと、周りの人たちの温度差が描かれている。
月のように希望が満ち欠けしながら、最後は前向きな気持ちで読み終えることができた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月10日
- 読了日 : 2024年3月10日
- 本棚登録日 : 2024年3月10日
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