双頭の悪魔 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M あ 2-3)

著者 :
  • 東京創元社 (1999年4月21日発売)
3.86
  • (490)
  • (510)
  • (660)
  • (28)
  • (3)
本棚登録 : 4677
感想 : 390
3

第3弾
家出したマリアを取り戻しに来た4人、江神の侵入、村の孤立、両方で起こる殺人。4人の誰も思っていないのに、マリアの我儘さにうんざりして、でも事件が起こったら忘れてぐいぐい読み進められた。江神の回転率にやっぱり驚かされた。そこへの道のひとつずつが納得できるし、挑戦にあったように、本当に読んでいればわかっていい結論だった。でも、彼が最後そうすることにしたことには驚いた。本人には良かったかもしれないけども。理想宮ってどこかにあるのだろうか… 初読の記憶と物語が違い過ぎて、自分の記憶力のなさが1番怖かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2022年10月9日
読了日 : 2021年8月17日
本棚登録日 : 2022年10月9日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする