『スコシ・フザイ』な高校生理帆子の経験する奇跡の物語。
いや…奇跡だけでは説明しきれない重さがあります。
辻村先生の『ドラえもん』愛を信じて無防備に読み進めた自分を後悔したいくらい、感動もあるけれど、人間の怖さも描かれている。
ただ、その怖さも含めてぐんぐんと読み進めれるのは辻村ワールドならでは。
ドラえもんのSF(Sukoshi Fushigi)を物語の中に散りばめながら、理帆子の家族とのストーリーが徐々に明らかにされていく展開は流石です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年7月7日
- 読了日 : 2023年7月7日
- 本棚登録日 : 2023年7月4日
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