決して絵がうまいとは言えない西原理恵子が、有名漫画家に「本当はそれほど絵なんてうまくないんだろっ!」とケンカをしかけるというギャグ・ノンフィクション。
シリーズ第二弾。
私は浦澤直樹と竹宮恵子編が見たくて買ってしまった。
ええ!大御所の竹宮恵子先生と西原理恵子との絡みなんて、想像がつかない!
ドラえもんや、谷亮子など、ご本人たちのフィールド外の絵がどんなか、そりゃあ興味ある。
やっぱり、浦澤直樹は絵がうまいなあ~。
でも、その正論っぷりを西原は「浦澤直樹 ミュージシャンで漫画家で男前 その全てが中途半端」とこき下ろす。
びっくりしながらも、”確かにそうかも”と納得してしまう力強さ。
山岸涼子のことだって「あの人の初期の絵は本当に下手だよね。アラベスクと妖精王、素人の銅板画みたいで。24年組で断トツ硬いって」とばっさり。
対決以外の、猫まんが業界への進出とかのエピソードが面白かった。もっともっと読みたかったので☆4つ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2011年1月12日
- 読了日 : 2011年10月16日
- 本棚登録日 : 2011年1月12日
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