これも古書マスク堂さんで購入。
短編集。扉をめくって出てくる透かしの紙と、その次のページの影の絵が、重ね合わさった感じと、透かさずに見たときの淋しい感じが、とても好き。
女性漫画家さんの恋愛話は、読みながらドキドキしてしまう。
離婚したせいで、新聞社からの依頼である育児漫画エッセイが流れてしまった時、「私だから頼んだんじゃないんだ・・・」っていう落胆の心理ネーム。リアルで切なくなった。
1話目の決してカッコイイとは言えない(むしろどう見てもBかつおっちゃん)、バイのオペレーターとの恋のお話は何となく好き。結婚前提に付き合ってた男に「私、やっぱり結婚はしたくない」と言い切っちゃうのがいい。幸せを拒んでる感じがよい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2011年12月19日
- 読了日 : 2011年12月18日
- 本棚登録日 : 2011年12月19日
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