冬天の昴 (光文社文庫 あ 46-8 光文社時代小説文庫)

  • 光文社 (2016年11月9日発売)
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75 一歩を詰めねば見たいものは見えぬ気がいたします。
280 身体ならば腐りはてれば土にも還ろうが、心となれば腐りに腐り、ただどこまでも腐っていく。

人間は一度でも道を踏み外すと、どこまでも落ちてゆくものだということを再認識した。

自分の保身のためならなんでもできてしまうところが怖かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年6月11日
読了日 : 2023年6月11日
本棚登録日 : 2023年6月11日

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